VIP 車 とは

VIPカー(びっぷかー / VIP Car)とは、大型高級車を改造した車両(改造車)の事です。VIP(Very Important Person - 要人)が乗る自動車を標榜して改造(主にドレスアップ)されることから名付けられました。また、亜流としてミニバンや軽自動車をベースとするカスタムがあります。



VIP 車 注意点

  • “専従の運転手がおり、オーナー本人は後席に乗車出来る一般社会のVIP” ショーファーカーと違い、“オーナー自らハンドルを握って運転する”というポイントの違いには注意しなければならりません。当然ながら一般にVIPとして扱われるのは前者となります。

  • 「VIP」を「ビップ(ヴィップ)」と読むのは、語学的には誤りです。また、アメリカではVIPをビップと呼ぶのは軽蔑的な意味があり、正しくは「ブイ・アイ・ピー」と呼びます。

  • なお、専門誌、特にVIPCAR誌が意図的に上記のような改造高級大型セダンを「ビップカー」と名づけたのは、ショーファーカーのイメージを敢えて打ち消すためであると公式コメントを行っていますが、「VIP」は前述の通り「ブイアイピー」と発音するのが正しいものであるため、この意図は広く理解されることなく定着してしまい、誤りをそのまま使用したものと一般的に解釈されるようになってしまいました。

  • VIPカーという言葉の語源は、古くはY30型セドリックグロリアにあったブロアムVIPというグレードのためであるという説や、ヤングオート誌(現在休刊)のコーナー、VIPCLUBであったという説などがあります。

  • その特徴的なスタイリングで目立ちやすく、マナーの悪さも目立ってしまうため、悪印象を抱かれる事も多い。そのため、VIPカーに否定的な意見を持つ者は徹底的に嫌う傾向にあります。

  • また、自分の車に「BIP」と書かれたシールを貼った者が目撃されている事から、"ビップ"と言う語のスペルを理解できないほど無教養な者もいるとされています。 同様の理由でVery Immoral Person's carの略と揶揄されることもあります。

  • 車検証の記載事項を超える改造、安全性に問題がある改造、整備不良と扱われる改造などは継続車検が受けられないばかりか、警察に検挙されることもあります。特にスモークフィルムの装着は一般的でありますが、リア側だけでなくフロント側にも施行しフルスモーク化するのは違法とあり、施工業者すら逮捕された事例もあります。

  • 軽自動車やミニバン、最近生産された高級車をベースにするのでなければ、高額の改造費用に加え、旧形式の大型車だけにガソリン代や維持費も高額となり、また老朽化、メカニカルの複雑さから故障もとても多くなります。